宅地造成・解体・外構
アスベスト含有建物の解体|事前調査から除去・処分まで費用と流れを解説
築年数が古い建物を解体する際に必ず確認が必要なのが「アスベスト(石綿)」の有無です。アスベストを含む建材は、解体時に飛散すると深刻な健康被害を招くため、法律で厳重に管理されています。
目次
アスベストとは?なぜ危険か
アスベスト(石綿)は、かつて建材として広く使われた天然繊維状の鉱物です。断熱性・耐火性が高く、昭和30〜50年代に大量に使用されました。しかし吸入すると中皮腫・肺がんなどの重篤な疾患を引き起こすことが判明し、2006年に製造・使用が全面禁止されました。
アスベストが使われている可能性がある建材
- 屋根材(スレート・波板)
- 外壁材(サイディング・吹付け材)
- 天井材・壁材(テクスチャ吹付け)
- 断熱材・保温材(ボイラー周辺)
- 床材(ビニールタイル)
目安:1981年以前に着工した建物はアスベスト含有の可能性が高く、2004年以前の建物も注意が必要です。
2022年法改正:事前調査の義務化
2022年4月の大気汚染防止法改正により、一定規模以上の解体・改修工事では専門家による事前調査が義務付けられました。
- 床面積80㎡以上の解体工事
- 工事請負金額100万円以上の改修工事
事前調査の結果は都道府県への報告が必要です。調査結果を無視して解体した場合は罰則があります。
アスベスト解体の費用目安
| 項目 | 費用目安 |
|---|---|
| 事前調査(書面調査) | 3万〜10万円 |
| 事前調査(分析調査:採取・分析) | 10万〜30万円 |
| 飛散性アスベスト除去工事 | 100万〜300万円 |
| 非飛散性アスベスト(囲い込み・除去) | 20万〜100万円 |
アスベスト解体の安全な流れ
- 専門家による事前調査(書面・現地)
- 分析調査(必要に応じて建材サンプルを採取・分析)
- 都道府県への届出(義務対象工事の場合)
- 隔離・養生のもとアスベスト除去
- 除去後の空気測定(クリアランス確認)
- 通常の解体工事
- 廃材の分別・適正処分
アスベスト調査・解体工事のご相談
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